「Dr.STONE」に登場する石神村最強の男・マグマ。
物語初期は村を支配しようとする独裁者として描かれ、
あさぎりゲンを殺害しようとするなど、救いようのない悪役として登場しました。
しかし物語が進むにつれ、千空を命がけで守ったり、敵地で一番先頭に立って特攻を仕掛けたりと、誰よりも頼れる男へと進化を遂げていきます。
本記事では、マグマが「いいやつ」と言われる感動のエピソードから、依然として拭いきれない「凶暴な本性」までを徹底的に深掘りします。
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※本記事は重大なネタバレを含みます。
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マグマは実はいいやつと言われるエピソード解説
タングステンを取りに行くときに千空を庇う
洞窟での事故で見せたマグマの行動は、
彼が「独裁者」から「仲間」へと変わったことを象徴する名シーンです。
真空管の素材を求め、
千空・クロムと共に洞窟へ向かった際、
脆い地盤が崩れそうになった瞬間、
マグマは咄嗟に千空を突き飛ばして安全な場所へ逃がそうとしました。
結果として二人は穴の底へ落下しますが、
千空が「サイフォンの原理」で穴に水を溜め、
最後はマグマの怪力で千空を地上へ押し上げることで脱出に成功します。
「自分を見捨てればよかったものを」と悪態をつきながらも、
科学のリーダーである千空を何としても生かそうとしたこの不器用な献身は、
彼が本当の意味で科学王国の一員になった決定的な瞬間でした。
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コーンシティのメドゥーサ争奪戦では一番先頭で命を張る
物語終盤、マグマは科学王国の勝利を決定づける最大の功労者として、
文字通り命を懸けて戦場を駆け抜けました。
圧倒的な銃火力を誇るスタンリー軍に対し、
マグマは最前線で特攻を仕掛け、
メドゥーサの入った箱をこじ開けるという大金星を挙げます。
直後に銃弾を浴びて倒れますが、
彼がボロボロになりながらも箱を開けたからこそ、
その後の大逆転劇へと繋がりました。
自分のパワーを「支配」のためではなく、仲間の未来を切り拓く「勝利の鍵」として使い切る姿は、いいやつどころか科学王国の誰もが認める最高に熱い英雄でした。
マグマがいい奴とは言えないエピソード
ゲンを本気で殺そうとする鬼畜さ
マグマはいいやつという評価もありますが、
あさぎりゲンを殺害しようとした過去はあまりに冷酷でした。
自身が村の長になるための弊害になると考えたマグマは、
何の躊躇もなくゲンの背後から襲いかかり、
本気でその命を奪おうとしました。
ゲンの機転によって血糊を仕込んでいたため辛うじて一命を取り留めましたが、
一歩間違っていれば間違いなく死んでいたほど、
初期のマグマは救いようのないほど凶悪でした。
後の献身的な姿を知っていると信じられないほどですが、
この鬼畜なまでの野蛮さもまた、マグマという男の本性の一端でした。
御前試合では金狼を不意打ちして勝利する
仲間を想ういいやつな一面がある一方で、
勝つためなら手段を選ばない卑怯な振る舞いもマグマの事実です。
御前試合では、
金狼がスイカから受け取ったメガネを使ってマグマを圧倒し、
勝利を目前にしていました。
しかし、実直な金狼がそのメガネの使用がルール違反ではないかを審判に確認しようと背を向けた瞬間、
マグマはその後頭部を背後から襲撃。
気絶した金狼を下して勝利を収めました。
武士道精神のかけらもない最悪なやり方をしてまで勝利を渇望したこのエピソードを見る限り、
明らかに適正な手段で戦う「いい奴」とは思えない行動です。
当時のマグマがいかに独善的で、
強さの意味を履き違えていたかを象徴しています。
素の凶暴な性格は仲間になった後も変わってない
科学王国の一員として協力するようになってからも、
マグマの根底にある荒々しい性格そのものが失われたわけではありません。
相変わらず口は悪く、
何か問題が起きれば隙あらば暴力で解決しようとする野蛮なシーンは相変わらずです。
根本的な価値観が「善人」へと更生したわけではなく、
あくまでもその圧倒的な破壊衝動やパワーの使い道が、
千空たちの掲げる「文明の再興」という目的と合致しているに過ぎません。
しかし、その危うさを抱えたまま、
ここぞという場面で圧倒的な武力を仲間のために振るう「最強の矛」としての存在感こそが、
マグマという男のリアルな魅力と言えます。
まとめ:善人ではないがこれ以上なく「頼れる男」へ進化
マグマの評価が分かれるポイント
- いいやつの面
タングステン採取での救出やメドゥーサ奪還の特攻など、仲間の勝利のために自分の命を一番先頭で張れるようになった。 - よくない性格も健在
過去の鬼畜な振る舞いは消えず、仲間になってからも隙あらば暴力で解決しようとする野蛮さは相変わらず。 - マグマの正体
根本が更生したわけではなく、その圧倒的な破壊衝動を「文明の再興」という目的のために使うことに決めた、科学王国最強の重戦車。
マグマは物語を通じて、
誰もが認める「聖人君子」になったわけではありません。
過去にはゲンの殺害を企てたり、
御前試合で卑怯な不意打ちをしたりと、
擁護できないほど凶悪な一面を持っていました。
そしてそれは、仲間になった後も「暴力的な解決策」を好む気質として随所に残っています。
しかし、自分の限界を知り、
千空というリーダーの価値を認めたことで、
その強大なパワーを仲間のために捧げるようになりました。
コーンシティで見せた決死の特攻こそが、
彼の変化の集大成です。
いいやつと呼ぶには語弊があるかもしれませんが、
科学王国にとってこれほど心強い、頼れる男は他にいないでしょう。
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