『地獄楽』に登場する山田浅ェ門の中でも、
圧倒的な実力と人格者としての魅力で高い人気を誇る士遠(しおん)。
盲目でありながら、
天仙をも凌駕する圧倒的な剣技や、
仲間を救うために駆けつける姿に、
「最高にかっこいい!」と痺れた読者も多いはずです。
本記事では、
士遠の作中屈指の名シーン厳選4選に加え、
なぜ彼がこれほどまでに強いのか、
その秘密を徹底解説します。
読めばさらに士遠が好きになること間違いなしです。
士遠(しおん)のかっこいい名シーン4選!
19話:典坐とヌルガイを救った「最強の師匠」の登場
物語の序盤、
19話で描かれた士遠の登場シーンは、
まさに絶望を切り裂く「救世主」そのものでした。
天仙のチュジンによる圧倒的な力の前に、
典坐(てんざ)とヌルガイは、
逃げ回ることしかできず窮地に立たされます。
驚くべきは、
再生能力を持つ天仙に対して、
「剣を投げて切断する」
という神業を披露し、
一時的に撤退する隙を作ったことです。
もしこの時、
士遠が駆けつけていなければ、
典坐だけでなくヌルガイの命も、
ここで終わっていたに違いありません。
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40話〜:ムーダン戦で窮地に駆けつける最高のシーン
士遠のかっこよさを語る上で、
原作40話の再登場シーンは絶対に外せません。
佐切(さぎり)・杠(ゆずりは)・仙汰(せんた)の3人が、
死力を尽くして戦ったムーダンが「鬼尸解(きしかい)」を発動。
仙汰が致命傷を負い、
ほぼ力を使い切っていた佐切と杠が、
諦めムードになっていたその時でした。
無数に襲いかかる触手を、
一瞬ですべて切り伏せて現れたのが士遠です。
絶望的な状況に駆けつけたその姿は、
読者全員がしびれた名シーンと言えるでしょう。
最終的には士遠の活躍が大きく、
鬼尸解したムーダンを倒すことに成功しました。
81話〜:チュジンとの因縁を断つ「215回」の斬撃
81話から始まる、
天仙・チュジンとの再戦は、
士遠の「執念」と「愛」が詰まった戦いです。
亡き弟子・典坐の仇を前にした士遠は、
天仙の再生能力を上回るスピードで、
一方的にチュジンを切り刻みます。
その回数は、
実に「215回」。
いくら再生力の高い天仙といえど、
タオ(氣)を削り取られる連続攻撃には、
なす術もありません。
82話以降も、
「試一刀流 雨時雨(あめしぐれ)」
などの技を繰り出し続け、
愛弟子の面影を背負って戦う士遠の姿は、
作中でも屈指の熱い展開となりました。
118話:山田浅ェ門の真骨頂!秘技「二輪月(ふたわのつき)」
最終決戦となる118話のリエン戦。
そこで披露された士遠と佐切の合わせ技、
試一刀流秘技「二輪月(ふたわのつき)」は、
芸術的なまでのかっこよさでした。
人間陣営が総力戦を挑み、
画眉丸や杠たちが決死の覚悟で作った一瞬の隙。
天仙の弱点を突ける士遠と佐切が、
山田家としての誇りを込めて放った、
文字通り「とどめの一撃」です。
結果として、
リエンの再生能力は規格外ですぐ再生しましたが、
「もしかしたら勝てるんじゃね?」
と、読者に思わせてくれるほどの迫力と、
美しい連携が描かれた最高の名シーンでした。
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士遠の強さの秘密を徹底解説
戦いの中で研ぎ澄まされていった「波(タオ)」の知覚
士遠の強さの最大の根源は、
万物が発するエネルギーである「波(タオ)」を捉える能力にあります。
彼は視力を失っていますが、
その分、周囲のタオの揺らぎを「波」として誰よりも鮮明に感知しています。
この能力は島での死闘を通じてさらに覚醒し、
天仙などの強敵と刃を交える中で、
より深く、より鋭く研ぎ澄まされていきました。
波の動きを完璧に読み取ることで、
敵の攻撃を紙一重で回避し、
再生能力を持つ天仙の弱点である「丹田」を、
一寸の狂いもなく的確に突くことができるのです。
山田浅ェ門の中でも随一の剣術の精度
士遠の強さは、
タオの知覚だけではなく、
長年の研鑽によって培われた圧倒的な剣術のキレにあります。
特筆すべきは、
チュジン戦で見せた「215回」にも及ぶ超高速の連続斬撃です。
ただ速いだけでなく、
天仙の再生速度を上回る正確さとスピードを維持し続ける技術は、
山田浅ェ門の剣士の中でもトップクラスと言えます。
一撃一撃が正確に敵を捉えるその剣技は、
まさに「試一刀流」を極めた者としての凄みを感じさせます。
典坐の想いとヌルガイを守るという意志
士遠を精神的に支えているのは、
亡き弟子・典坐(てんざ)から託された想いです。
島での戦いにおいて、
彼は典坐が遺したヌルガイという未来を守り抜くことを、
自らの新たな使命としています。
大切な弟子を失った悲しみを、
「次こそは守り抜く」という強い覚悟へと変えたことが、
士遠の剣をさらなる高みへと押し上げているのです。
まとめ
士遠(しおん)は、
技術・精神ともに「最強の先生」と呼ぶにふさわしい剣士でした。
- 19話や40話で見せた、絶望的な状況を打破する救世主としての登場。
- チュジンへの215回の連続斬撃や、佐切との秘技「二輪月」で見せた圧倒的剣技。
- 島での死闘を通じてさらに研ぎ澄まされた「波(タオ)」の感知能力。
- 亡き弟子・典坐の想いを継ぎ、ヌルガイを守り抜くという強い意志。
その強さは、
単なる剣術のキレだけではなく、
大切な人を守ろうとする覚悟から生まれていることがわかります。
物語の最後まで戦い抜き、
その後も自分の正義を貫き通した士遠の姿は、
まさに『地獄楽』を代表する「かっこいい大人」の象徴と言えるでしょう。