『地獄楽』に登場するくノ一・杠(ゆずりは)。
作中では天仙・蘭との戦闘で瀕死の重傷を負い、「ここで死亡したのでは?」と思わせる描写がありました。
実際、ネット上でも
「杠って死んだの?」
「生きてる?」
「復活するの?」
といった疑問の声が多く見られます。
結論から言うと、杠は死亡しておらず、原作後半で復活し最終話まで生存します。
この記事では、
・杠が死んだと誤解された理由
・蘭との戦闘シーンの詳細
・復活する話数
・最終話での状況
を、原作描写をもとに分かりやすく解説していきます。
杠は死亡する?死亡シーンはある?
蘭との戦闘で死にかけるが死亡はしない
杠は蘭との戦闘シーンで致命傷を負い、瀕死の状態に陥りますが、最終的には死亡しません。
杠は天仙のひとりである蘭に対し、画眉丸と2人で挑むことになります。
蘭は体操の導引によって不死を目指す存在で、通常状態では杠と画眉丸の忍びコンビが有利に戦闘を進めます。
しかし、蘭が鬼尸解を発動すると状況は一変します。鬼尸解状態でありながら知性を保ったままの蘭は、2人を圧倒する強さを見せるのです。
その後、丹の力を得た画眉丸との共闘によって何とか蘭を倒すことには成功しますが、戦闘中に腹部に深手を負った状態でさらにタオを使ってしまった杠は限界を迎え、瀕死の状態となってしまいます。
描写的に完全に死んだ思われるような流れだった
蘭との戦闘後、瀕死の状態であることを画眉丸に隠しながら、「先に行って」と伝える杠。
次のシーンでは、「生きるのも死ぬのももうひとりでいい」と言いながら、妹の小夜(さや)に思いを馳せます。
そして「ここまでかな~」と呟きながら、「好きなことだけ、美しいことだけ」を思い浮かべ、静かに目を閉じる描写が描かれました。
この場面は、先の戦闘で死亡した杠の執行役・仙汰と重なる演出になっており、読者の間では「完全に死んだ」と思われたようです。
しかし、そんな杠は後半で復活することとなります。
杠は復活する?生きてる?
佐切とメイを助ける形で復活する
杠は、佐切とメイが岩隠れの里の忍者や道士の集団に囲まれている場面で、助けに入る形で再登場します。
佐切を心配させないためなのか、あるいは強がっているのか、本当は回復を待っていただけにもかかわらず、
「蘭の宮殿内は道着ばっかりで可愛いのがなかったから」
と、相変わらずの軽口を叩く姿は、いかにも杠らしく安心させられる場面です。
「寂しかった?」と声をかける杠に対し、佐切とメイが抱きつくシーンからも、すでに三人の間に強い信頼関係が築かれていることが伝わってきます。
死罪人と処刑人という立場を超え、完全に仲良しになっている様子は、見ていて微笑ましい場面ですね。
そのまま最終回まで生き残る
杠は復活後、他の死罪人や処刑人たちと共闘し、最終回まで生き残ります。
本来であれば、命を懸けるような戦いには関わらないタイプのキャラクターでしたが、佐切や画眉丸の影響を受けたのか、ラスボスである蓮との戦いにもきちんと参加し、最後まで戦い抜きます。
最終回では、
・佐切
・画眉丸
・画眉丸の妻
とも良好な関係を築いている様子が描かれており、とても穏やかで温かいエンディングになっています。
個人的にも、後味の良い終わり方で、かなり満足度の高い結末だと感じました。
杠の死亡・復活が描かれるシーンは何話?
杠の生死をめぐる重要なシーンは、原作の中でも特に印象に残る場面として描かれています。
ここでは、死にかけるシーンと復活が確定するシーンについて、話数と単行本巻数を整理して解説します。
杠の死にかけるシーンは原作70話・単行本8巻で描かれる
杠が致命傷を負い、死亡したと思われるほど追い詰められるシーンは、原作70話・単行本8巻で描かれます。
この場面では、天仙・蘭との激しい戦闘の末、
腹部に深い傷を負った状態でタオを使用したことで、杠は限界を迎え、瀕死の状態に陥ります。
実際に蘭との戦闘が始まるのはもう少し前の話数になるため、単行本7巻から読み始めると、戦闘の経緯から死にかけるまでの流れを通して確認できます。
戦闘シーン自体も非常に緊迫感があり、
・忍術を駆使した立ち回り
・画眉丸との連携
・鬼尸解後の圧倒的な力の差
など、『地獄楽』らしい見応えのある展開が続きます。
杠の死亡説が広まった原因となった場面でもあるため、原作を読むならぜひチェックしておきたいシーンと言えるでしょう。
杠の復活が描かれるのは原作89話・単行本10巻
杠の生存がはっきりと描かれるのは、原作89話・単行本10巻です。
この話数では、佐切とメイが危機的な状況に陥っている場面で、杠が助けに入る形で再登場します。
この登場によって、
・杠が生きていたこと
・行動できる状態まで回復していること
が明確に示され、それまで囁かれていた死亡説が完全に否定されることになります。
復活シーンは、シリアスな流れが続いていた物語の中で、どこか安心感を与えてくれる印象的な場面でもあります。
杠の生死が気になっている読者にとっては、ひとつの区切りとなる重要な話数と言えるでしょう。
結論|杠は死亡していない
結論として、杠は死亡していません。
天仙・蘭との戦闘で致命傷を負い、意識を失って目を閉じる演出があったため死亡したように見えましたが、作中で死亡が確定する描写はありません。
その後、原作89話・単行本10巻にて、佐切とメイを助ける形で再登場し、生存が確定します。
さらに復活後は、
・他の死罪人や処刑人と共闘
・ラスボス戦にも参加
・最終話まで生き残る
といった活躍を見せ、穏やかで温かい結末を迎えました。
つまり、
- 杠は死亡していない
- 70話で死にかけるが生存
- 89話で復活が確定
- 最終話時点でも生存
というのが、原作の正確な流れです。
蘭との戦闘シーンの演出が重かったため誤解されやすいですが、公式には死亡していないキャラクターであることが分かります。