S級7位、地上最強の男キング。その圧倒的な威圧感は、実は「極度の緊張」から来るハッタリだった……?読者の間では、その実力や「今後強くなるのか」が常に注目されています。特に村田版196話~の戦闘で見せた伝説の活躍は、まさにキングという男の真骨頂。本記事では、キングが実際は強いのか弱いのか、196話でのホームレス帝やエビル天然水との死闘(?)を振り返りつつ、修行による覚醒の可能性まで徹底考察します!
キングは強い?それとも弱い?
「地上最強の男」と称されるキングですが、読者の視点と作中のキャラクターの視点では、その評価が180度異なります。まずは彼の「実際のスペック」を整理してみましょう。
肉体の強さ的には作中最弱クラスの実力
結論から言えば、キングに特殊な超能力や強靭な肉体は一切ありません。 ちょっと走るだけで息が切れ、怪人を前にすればガクガクと膝をつく。身体能力だけで言えば、C級ヒーローどころか、一般市民の平均値以下といっても過言ではないでしょう。
あの伝説の「キングエンジン」も、実際はただの「極度の緊張による激しい動悸」。本来なら戦う前に逃げ出してもおかしくないレベルの一般人が、なぜかS級7位に君臨している……このギャップこそがキングという男の出発点です。
運や偶然での怪人制圧力は作中で最強クラス
キングの真の恐ろしさは、物理的なパンチではなく、「理不尽なまでの強運」と「圧倒的な威圧感」にあります。
現場に居合わせるだけで、相手が勝手に「何か策があるのでは?」と深読みして自滅する。
キングが溜息をついただけで、最強クラスの怪人が「死の予兆」を感じて戦慄する。
この「戦わずして勝つ」スタイルは、皮肉にも武術の極致に達しており、結果として被害を最小限に抑えるという点では、他のどのS級ヒーローよりも効率的に怪人を制圧しているのです。
ゲームの腕前(指先のテクニック)は人類最強
肉体的には最弱のキングですが、こと「ゲーム」に関しては、本作においてサイタマをも凌駕する唯一の最強キャラクターです。 格闘ゲームでは、あのサイタマに指一本触れさせずに完封し、圧倒的なコンボ精度を見せつけます。
この「指先の精密操作」と「超人的な反射神経」は、後述する「今後の強くなる可能性」において非常に重要な要素となってきます。
今後修行で強くなる可能性は?
ファンが密かに期待しているのが、「キングが本当に強くなる日は来るのか?」という点です。
修行で強くなる可能性はある
原作や村田版の最新エピソードでは、キングが自らの弱さに耐えかねて、シルバーファング(バング)らの道場を訪ねる描写があります。 もし彼が本当に肉体を鍛え始めたら、あるいは「ゲームの技術をドローンや遠隔操作ロボットに転用」することになれば、文字通り「地上最強」になるポテンシャルを秘めています。彼の反射神経があれば、どんな高性能な兵器も完璧に使いこなせるはずです。
ゲーム技術を戦闘に活かす「遠隔操作」の伏線
キングが「今後、本当に強くなる」ための現実的なルートとして、ファンの間で根強く支持されているのが「遠隔操作デバイスによる戦闘」です。
作中でサイタマを格闘ゲームで完封した際、キングは「指先だけで完璧なコンボを繋ぐ」超人的な反射神経を披露しました。この技術は、メタルナイト(ボフォイ博士)や童帝が操るような「無人戦闘ロボット」の操作に完璧に合致しています。
もし、キングがコントローラーを握り、遠隔地から最強の機体を操作することになれば、
- キング自身の肉体的な弱さをカバーできる
- 人類最高峰のゲーム技術を100%戦力に転用できる
- 周囲には「キングが超能力や遠隔操作で戦っている」と自然に受け入れられる
という、物語の整合性を保ったままの「覚醒」が可能になります。 実際、怪人協会編でもメタルナイトの技術力は強調されており、キングの指先が「人類を救う最終兵器」のトリガーになる日は、そう遠くないのかもしれません。
ただし物語的には強くなってほしくないという話
一方で、多くの読者が「キングは弱いままのほうがいい」と感じているのも事実です。 キングの面白さは、「実力ゼロなのに、世界中から最強だと勘違いされている」という絶妙なバランスにあります。彼が本当に物理的なパンチで怪人を倒し始めてしまうと、この作品特有のシュールな笑いや、サイタマとの対等な友人関係という魅力が薄れてしまう懸念があるからです。
キングが怪人相手に活躍するのは何話?何巻?
最も活躍するのは村田版196話~の対怪人協会の強敵戦
キングの「戦わずして勝つ」スタイルが究極の形で描かれたのが、村田版第196話~の対怪人協会戦です。満身創痍のS級ヒーローたちの前に現れたキングが、たった一人で戦況を支配したシーンは、本作屈指のハイライトと言えます。
- ホームレス帝を「言葉」だけで完封
「神」から力を授かった強敵・ホームレス帝に対し、キングは一切攻撃を仕掛けません。ただ目の前に立ち、「まだ気づかないのか?」「足元を見ろ」という不気味な問いかけと、激しいキングエンジンの鼓動だけで、ホームレス帝に勘ぐらせて、ゾンビマン奇襲の隙を作りました。 究極の心理戦により、ホームレス帝は一歩も動けなくなり、結果として攻撃の機会を完全に封じ込めたのです。 - 黒い精子とエビル天然水が全く動けない
怪人協会最強核の怪人である黒い精子とエビル天然水はキングを前にして一歩も動かない(動けない)状態になります。黒い精子はキング相手にスキを見せるリスクを負いたくないと戦術的に動くことをやめ、エビル天然水は殺気に反応する特性を持つため、殺気が全くないキングを前にしては全く動かないという状況がたまたま生まれます。 - 「一人時間差」と「必殺技のブラフ」
この戦いでさらに語り草となっているのが、キングの「煉獄無双爆熱波動砲」です。実際には存在しない必殺技ですが、構えをとって腕を振り下げただけであたり一帯が崩壊するほどの衝撃が走ります。実際には覚醒したガロウの目にも止まらない攻撃による破壊でしたが、周りのヒーローはキングの仕業だと勘違いしてしまいます(笑)
まとめ
キングは物理的な戦闘力こそ最弱クラスですが、強運とハッタリ、そして「戦わずして場を制する」心理戦においては作中唯一無二の存在です。196話~の戦闘で見せたような、周囲の勘違いを味方につける立ち回りは、もはや才能と言えるでしょう。今後、彼が修行を経て物理的に強くなるのか、それとも「勘違いの最強」を貫くのか。どちらにせよ、彼が『ワンパンマン』という物語に欠かせない最強のスパイスであることは間違いありません!
