ワンパンマン史上、最も「尊い」とも言われる激闘、戦慄のタツマキvsサイタマ。
圧倒的な超能力を持つタツマキと、どんな攻撃も通じないサイタマの戦いは、ファンならずとも「一体どっちが勝つの?」「最強のタツマキがやられるシーンなんてあるの?」と気になって夜も眠れませんよね。
結論から言うと、この戦いはタツマキがサイタマの圧倒的な「底知れなさ」に事実上敗北する(やられる)という、衝撃かつエモーショナルな結末を迎えます。
タツマキvsサイタマの戦いはなぜ起きた?
タツマキのフブキ組への攻撃をサイタマが止めようとして戦闘に
拘束された怪人協会のボス「サイコス」をめぐるタツマキとツクヨミの超能力者との戦闘決着後、タツマキは近くにいたフブキ組をふがいないと判断し、「死なない程度に殺してあげるわ」と言いながら攻撃を仕掛けようとします。
この際、近くにいたサイタマがタツマキの腕をつかんで止めにかかったことで、二人の戦闘がスタートしました。
タツマキは自分を制止するサイタマに対し、到底人に使うような威力とは思えないほどの念動力を叩き込みますが、当然のことながら最強キャラであるサイタマには毛ほども効いていない様子。
さらに、フブキのことを「ただの知り合いだ」と言うサイタマに対し、タツマキは謎の勘ぐりを見せます。
おそらくフブキとサイタマが恋人関係であるように深読みしたタツマキは、くっついている資格があるかどうか試すと言い放ち、そこから本格的な戦闘が開幕します。
異次元の強さを誇るタツマキが、ついにサイタマに「やられる(圧倒される)」ことになる、その衝撃の決着はいかに!
タツマキvsサイタマの決着はどうなった?(ネタバレあり)
終始サイタマは無傷でタツマキが気絶する
タツマキとサイタマの激闘は、街を破壊し、通りすがりで災害レベル竜の怪人を瞬殺するほどの規模で展開されます。しかし、本気を出したタツマキの苛烈な攻撃を受けても、当然のごとくサイタマは無傷のままです。
戦いの終盤、タツマキは最後の力を振り絞り、相手を宇宙空間まで吹き飛ばすほどの念動力を放ちます。ところが、サイタマは体が少し浮く程度の反応しか見せず、逆に全ての力を使い果たしたタツマキがその場で気絶してしまいます。結果として、サイタマ自身が直接的な攻撃を加えたわけではありませんが、実力差を見せつける形で勝利を収めることとなりました。
戦闘中、タツマキの超能力を受けたサイタマの反応は驚くほど軽いものでした。 「フブキとさほど変わらない超能力」だと評したり、「少しビリビリする」と漏らしたり、挙句の果てには宇宙に飛ばそうとする渾身の力を受けて、「おお浮いてるすげぇな」と感心する余裕すら見せています。
無傷であるという事実からも、やはり作中無敵の存在であるサイタマに対しては、最強の超能力者であるタツマキをもってしても全く歯が立たなかったといえるでしょう。
サイタマに大したもんだと言わせたタツマキの実力
戦いの終わり際、ボロボロになりながらも立ち向かってきたタツマキに対し、サイタマは「大したもんだ」と言葉をかけます。
普段、どんな強敵を相手にしても無表情で一撃で終わらせてしまうサイタマが、相手の実力を認めるような発言をするのは極めて異例なことです。これまで宇宙の覇者ボロスなど、ごく限られた強者にしか敬意を払ってこなかったサイタマからこの言葉を引き出した事実は、タツマキが文字通り作中最強クラスの存在であることを証明しています。
単に勝った負けたという結果以上に、あのサイタマに自分の力を認めさせたという点において、タツマキは他のヒーローとは一線を画す特別な領域に達していることが分かります。
タツマキがサイタマに「やられる」のは何巻の何話?
村田版の222話から227話で決着まで見ることができる
タツマキとサイタマの決着は、村田版の222話から227話にかけて一気に見ることができます。本記事では要点を絞って紹介しましたが、実際の連載では、村田先生の圧倒的な画力で描かれる超能力の視覚エフェクトや、激しい攻撃を受けてもどこ吹く風なサイタマのシュールなやり取りが、最高のテンポで展開されています。
特にタツマキが全出力を解放し、街の景観が塗り替えられるほど派手に暴れ回るシーンは、スマホの画面越しでも鳥肌が立つほどの完成度です。この人類最高峰とも言えるバトル描写は、あらすじを知った上で読んでもその凄まじさに圧倒されること間違いありません。
単行本は35巻の続きからで36巻に収録予定
単行本派の方は、現在発売中の35巻をまずチェックしておきましょう。35巻の終盤では、サイタマが奈落の底へと落ちていくシーンまでが描かれています。
次巻の36巻では、そこからひょっこり戻ってきたサイタマとタツマキが再会し、そのまま戦いへと突入していく一連の流れをまとめて読むことができるはずです。ワンパンマンらしい「凄まじい作画」と「どこか抜けた空気感」が同居したこのエピソードは、電子書籍などで細部まで描き込まれた背景までじっくり堪能するのがおすすめです。最強の二人がぶつかり合う歴史的な瞬間を、ぜひその目で確かめてみてください。
リメイク版と原作(ONE版)の違いは?
サイタマとタツマキの対決は、ONE先生による原作(WEB版)でも描かれていますが、決着の仕方やキャラクターの印象にいくつかの違いがあります。
原作版はタツマキが気絶せず決着も曖昧
原作版では、大まかな戦闘の流れこそリメイク版と同様ですが、決着の仕方が少し異なります。
タツマキは気絶するわけではなく、戦いの中で古傷が開いて出血してしまい、そのまま戦闘が継続を継続せずに去っていくというやや曖昧な形で幕を閉じます。
そのため、明確な完全決着がついたというわけではありません。とはいえ、こちらでも当然のごとくサイタマは終始無傷。作中無敵の存在に対して、最強の念能力でも歯が立たないという力関係は共通しています。
リメイク版はタツマキの人間味と作画の暴力
対する村田版(リメイク版)では、タツマキの描写が非常に手厚くなっています。原作版ではどこかそっけない印象だったタツマキですが、リメイク版では表情が非常に豊かに描かれており、サイタマに対して見せる動揺や、戦いの中での微かな心境の変化が丁寧に補完されています。
また、原作版では比較的シンプルな戦闘だった箇所が、リメイク版では街全体を破壊し尽くすような、文字通り作画の暴力とも言えるレベルまで引き上げられており、エンターテインメント性が大幅に増しています。物語の大きな流れは変わりませんが、タツマキを一人の不器用で人間味のある女性として、より魅力的に描いているのがリメイク版の大きな特徴と言えるでしょう。
対決後にタツマキがサイタマに見せた「デレ」が可愛いと話題
戦闘後はサイタマのことを認める描写がある
対決が終わる際、タツマキはサイタマに対して、気が向いたときにまた抜き打ちでテストしてあげるからありがたく思いなさいと発言しています。自分以外のヒーローはほとんど眼中にも入らないような立ち居振る舞いをしていたタツマキが、このような再戦を匂わせる発言をすること自体、サイタマの実力を認めていると判断して間違いないでしょう。
妹のフブキも、あのお姉ちゃんが人の意見に耳を貸すなんてと驚きを隠せない様子でした。このフブキの反応からも、サイタマがタツマキにとって案外特別な存在になっているということがはっきりと見て取れます。
プライドが高く孤独だったタツマキが、サイタマという圧倒的な強者を前にして見せたこのわずかな歩み寄りは、ファンからも屈指のデレシーンとして非常に高く評価されています。
まとめ:タツマキvsサイタマの決着とその後の関係
ワンパンマン史上、最も尊いとも言われる戦慄のタツマキとサイタマの激闘について解説してきました。
最強の超能力をもってしても、作中無敵のサイタマには傷一つ負わせることができず、最後はタツマキが力を使い果たして気絶するという、圧倒的な実力差を見せつける結末となりました。しかし、この戦いは単なる勝敗以上の意味を持っていました。
あのサイタマに大したもんだと言わせたタツマキの実力は本物であり、戦いの後の抜き打ちテスト発言に代表されるような、彼女なりのデレ描写は多くのファンの心を掴んでいます。
今回の対決のポイントを振り返ると以下の通りです。
- 戦いのきっかけは、フブキ組を守ろうとするサイタマと、それを認めないタツマキの姉妹喧嘩の延長でした。
- 決着はタツマキが全力を出し切ってのガス欠(気絶)ですが、サイタマは終始無傷という衝撃の結果です。
- リメイク版の村田先生による圧倒的な作画は、原作版よりもさらにタツマキの人間味や迫力を引き立てています。
- 対決後は、タツマキがサイタマを強者として認め、二人の距離感が少しだけ縮まるエモーショナルな展開となりました。
この異次元のバトルとタツマキの可愛い変化を詳しく見たい方は、ぜひ村田版の222話から227話、あるいは最新の単行本をチェックしてみてください。
特に36巻では、奈落から戻ってきたサイタマとタツマキが激突するシーンから決着までをじっくり堪能できるはずです。最強同士だからこそ通じ合った、二人の不思議な絆をその目で確かめてみてくださいね。
