2024年の4月17日の午後9時にインドネシアのルアング火山が大規模な噴火を起こしました。
噴火には、隕石や火砕流、融雪型火山泥流と災害が起こる可能性があります。
インドネシアと日本は、距離が近く災害を心配される方が多いと思うので、日本との距離や噴火の規模などを考慮して、日本に影響があるのか、原因は何なのかについても考察しました。
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インドネシアのルアング火山噴火の原因は地震?
原因が地震である可能性はある
大地震が起こった後は、火山噴火が起こりやすいと感じている人も多いと思いますが、今回の火山噴火の原因は、地震の影響である可能性があります。
というのも、直近でインドネシアで地震が起こったのは、ルアング火山の噴火と同時刻の17日午後9時0分です。
しかも、震源地がルアング火山のある場所と同じのタラウド諸島となっています。
地震と噴火の発生した前後関係は、正確には調べ切れていないので、噴火が起こった影響で地震が起こったということも考えられます。
ただどちらにしても、ほぼ同時刻に発生していることから、地震と噴火の関係に何らかの因果関係があってもおかしくありませんよね。
地震発生による火山噴火のメカニズムの影響は、具体的にはまだまだ不明ですが、東北大学の研究では、
大地震発生の応力解放によって膨張を受ける火山では、マグマ内の気泡成長などによりマグマ上昇が促され、噴火が発生しやすくなることを示した。
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/08/press20210827-02-volcano.html
とあることから、地震による影響であったとしても何ら驚きはありません。
日本との距離や影響は?
ここでは、日本との距離も交えながら、現状の被害状況と起こる可能性がある被害についてもごz紹介していきたいと思います。
日本との距離は3,729kmほど
日本とタラウド火山との距離は、約3,729kmほどです。
タラウド諸島は、インドネシアの北東に位置しているため、インドネシアの中でもより日本に近い場所に位置していることになります。
外国ではありますが、遠いようで近いので、噴火の影響を心配する方も多いですよね。
以下では、現状の被害と、この距離で起こる可能性がある被害について考察していきます。
現状日本への津波などの影響はない
現状日本への津波の影響はなく、けが人も発生しておりません。
私たち日本人にとっては、朗報で胸をなでおろす人も多いのではないでしょうか。
ただ怖いところが、仮に津波が発生していた場合は津波の到着予想時刻が、
到達予想時刻は早いところ(沖縄県地方)で、17日23時00分頃です。予想される津波の
https://www.jma.go.jp/jma/press/2404/17a/kaisetsu202404172350.pdf
最大波の高さは不明です。
であるというところです。
つまり、地震発生から4時間ほどで沖縄には津波が到着してしまうという予想になっています。
夜の出来事なので、仮に津波が発生していたら、逃げるのは非常に困難ですよね。
しかも、油断してはいけないのが、今後また噴火する可能性があるということです。日本の南西側に住んでいる人たちは、万が一にも備えて何らかの対策をしておいた方が安心かもしれません。
まとめ
今回は、2024年の4月17日の午後9時にインドネシアのルアング火山で起こった大規模噴火についてまとめていきました。
現在は日本への影響がありませんが、今後噴火する可能性もありますのし、日本との距離が非常に近いことからも、まだまだ油断することができませんよね。
最近は日本での自身も多発しているので、今後は国内での噴火が起きた時のためにもなるべく対策はしておきたいところです。
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